Koji さんをゲストにお呼びしました。この収録では、Part III の振り返りを行いました。
Kent Beck 著 "Tidy First?" の Bookclub を開催しました。DDIA, SMaT に続く第三回目となる Bookkclub では、本書を通して Tidying の技巧や限界、コードベースを改善するチーム文化の導入方法、ビジネス価値を踏まえた上でのコード改善の存在意義など、Tidying を中心とした幅広いトピックについて議論しています。
Part III では、金融工学におけるオプション理論のアナロジーを利用して、ソフトウェア開発における Tidying の必要性について論じられています。「今日の良い設計が、将来の変更をより容易にさせる。だから今日において良いソフトウェア設計に時間を投資すべきである(=プレミアムを支払う)」という主張について議論しました。
輪読会の議論で盛り上がったポイントも紹介しました。コードベースを改善していくためにエンジニアリングリソースを投下する必要性を、技術者以外の経営層やリーダーシップに説得するための手法について議論しました。
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